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その『100』!!
拝読いたしましたm(__)m 超妄想コンテスト『100』入賞おめでとうございます。 たくさんの『100』が並ぶ中、ドビュッシーの「版画ー塔」。そこに着目された音楽に対する想いが溢れる作品に出逢え、幸せでした。 「天才に対する嫉妬」それは芸術家にとって諸刃の剣です。その才能と自分を比較することで落ち込んでいくか、超える努力を重ねるための糧にするか。最後に彼が糧としたことを感じ、思わず応援したくなりました。 全編を通して音楽を感じ、塔のメロディをBGMにしながら、聴こえる音より「もっとピアニシモ」と、椎葉の演奏をイメージしていました。 とても丁寧な描写のひとつひとつから音が聴こえる作品です。 なんのために奏でるのか。ピアニストが必ずぷつかるだろう壁と、ライバルとの距離からくる挫折、そして再びの挑戦。 コンテストでの優勝という頂点に立った者の葛藤と成長を感じる『100』からの物語でした。 久しぶりにドビュッシーを聴くきっかけと、BGMの名曲と共に心に浸透する物語を、ありがとうございました。
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閲覧にコメントありがとうございます! ピアノに点数をつけることに、以前から疑問でした。楽譜通りに弾けば素晴らしい芸術と言えるのか。なんか、違うなあと思ってたんです。 この物語の主人公は、その辺りの葛藤を乗り越えた、非常に強い精神力の持ち主です(←ずいぶんと前に書いたものなので、改めて読み返しました笑)。もちろん最初は落ち込んでましたが。自分と対峙して、勝ったんだなあと。 実は当初は、ショパンの曲で作品番号100を探したんです。 なかったのです(笑) けれど「塔」は、とても好きな曲なので、「塔」を題材にできて良かったと思っております。 ちなみにモニク・アースの演奏の「塔」が大好きです

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