寓話ではない物語
短く素直な物語です。 ストーリーがシンプルなだけに少し物足りない感じもしたのですが、実はそれがこの作品の良さだと気づきました。 寓話として作者の考えを押し付けるのではなく、読書がそれぞれ感じるスペースを残してくれています。幼い頃のいじめや、人種差別、動物の虐待など、人によって様々な感じ方ができます。可愛い挿絵も具体性がなく、ふわふわしていてイメージを強制しません。 後になって良さがわかるいい物語です。
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