りかりー

恋さん、毎日応援ありがとうございます! お礼にミニ話をプレゼント(*´∀`) 感謝を込めて! 『若恋』榊の想い 続編 「なんだと!?クラブのママが関わってるっ!?まさか!!」 「そのまさかだ。三日前から店を無断欠勤し自宅マンションにも帰っていない」 行方のわからない店のママの身を心配して夜の蝶たちが探してほしいと訴えてきた。 驚くことに、昼はお堅い教師、夜はクラブと二つの顔を持っていたのだった。 仁の調べの内容に若が焦りと困惑に震え、自分も苛立ちと息苦しさに拳を握った。 「もうひとつ最悪な情報がある。あの女は 龍神会若頭の妾だ」 全身が凍りついた。 無言で立ち上がった若と一緒に用意されていた車に乗り込んだ。 「待ってろ。絶対に助け出す!」 わたしの目の前にいる先生の後ろには奏さんと似た男のひとが立って、わたしを物珍しそうに見下ろしていた。 「へえ、君が奏の女ね。普通の娘にしか見えないのにな」 手が伸びてわたしの顎をつかんだ。 「奏と榊が来るまでの少しの間、わたしと面白いゲームでもしようか。まあ、君には拒否権はないんだけれどね」 男の人は絶望的な笑みを浮かべてた─── りおさんを助け出すため旧校舎の体育地下倉庫へと向かった。 罠だと知っても無傷で取り戻せるなら、どんな場所までだって行く。 たどり着いた時、りおさんは来ては行けないと叫んだ。 「仕掛けがしてあるの。来ないで!」 薄暗い倉庫の中に、りおさんの体が宙吊りにされていた。 「りお!」 「ダメっ!!」 若が走り寄り触れた瞬間に鋭い光が八方から飛んだ。 真っ直ぐな軌跡が走って、飛び出した先にザクと音がした。 「ッ!」 若がりおさんの縄を解いて抱き抱えると急いで地下倉庫から飛び出す。油の臭いがしていた。 明るい外に連れ出してりおさんを振り向く。 同時に、胸がぎゅっと縮んだ。 若の腕には光るものが。それでも腕の中に抱き締めりおさんを離さない。 「無事で良かった……」 思わず目を反らす。わかってたはずだった。 ふたりが惹かれあっていたのは。だが、受け入れられなかった。 若とりおさんを車まで誘導し屋敷に戻らせると、仁が隣に並んで腕にタオルを当てられた。 わかってる。これでいいんだ。 それでも切なくなる気持ちは抑えられなかった───
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りかりーサン☆ 今晩は*˙︶˙*)ノ 今回も素敵なお話 ありがとーデス♪ 一度だけのキス… 思い出しちゃいました! 榊サン ホント好い人(〃艸〃) 続編の続編が あったらいいなぁ~♪ また楽しみに待ってますね(*^^*ゞ
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なんか、みんな、この続編があると思ってるらしい…… 榊がりおを抱き締めるのも書きたいとこだけどなー(笑)
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