詩の感想ってむつかしいなぁ!でも書くぞぉー!
詩の感想、とりわけテーマと背景が知れない詩について何かを解釈的に話すのはあまり得意としないところ(恥ずかしくなっちゃう!)なので、個人的に見えた画を。 一人の女性が、水族館の暗いガラスケースを鼻が触れそうなくらいに近づいて覗き込んでいる様子。たぶん善人。あまり思うままは得意でない人、あるいは、思うままに振る舞う力や意志の強さはあってもふとした時に顧みて刹那の不機嫌を得るような人。勘は良い。だから生きづらい。ガラスケースには勿論クラゲがいる。ライトアップは藍色と紫色。水槽を回る流れに揉まれる気泡がふわふわして浮かび上がっていくたびに、ふっと息を合わせてしまうようなそんな接続をしている。その合間に語りかけている。クラゲと、目の前のガラスに写った深い深いところの自分に。 詩を書くのは簡単なようでとてもむつかしく、それを思うままに書き綴ることができるのは素敵なことです。羨ましい! 平易な言葉で、音韻をどこかに打って、躓かせずに流し込ませるのは得難いものです、それができているの素敵。 最後に個人的な趣味の話をしますと、語り手(この場合語り手という言葉が適切かは知りません)がより目前に没頭してしまっているのだとしたら、「わちきとあんたも、そうなんし」というのは復唱するとより詩的にも構成的にも素敵だなあと思います。その点で異なっていても、あの最終行で現代語に戻るのは「図らずも戻ってきてしまった」という甘い絶望と背の引き攣るような衝撃があって、ああ好きだなぁと吐息をつくものです。
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詩の感想は難しいでしょう。まさかの詩に感想を貰えるとは思ってませんでした。ありがとうございます。本当に難しいと思いますし、なにかを理解してもらおうという感覚ではないので、有り難い限りです。(でも本当無理に言わなくても大丈夫ですが……でも嬉しい!) なんというか感想が詩的で、ゆきだまさんの語彙力に圧倒されてしまう。 金子みすずさんの韻が好きで、やはり日本語の美しさはそこにあると思ってます。50回くらい推敲したかな。蹟かず書くにはそれでも少ないかもしれません。まぁ詩なので楽なもんですが。 映像が浮かぶようにえがけてるなら良いのですが、それでもウチの景色とは違うのが個人的には面白いです。 詩は、本当
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