西 東

確かに壮大です。
章ごとのタイトルの掛け声と思われる数字が、不思議と懐かしさを感じ取らせます。 いつの間にか始まっていたかくれんぼ。実際は自分を閉ざして周りから引きこもってしまっていたのかなとも考えてみましたが、真相はどうだか分かりません。 章ごとの数を一つ数える度に不安が大きくなったり、色んな事を考えて現状をなんとかしようとする姿を想像します。 きっと真っ暗な中で不安一杯だったろう姿が何度も繰り返す友達の名前からも想像できますが、前向きな姿勢を崩さない為に応援したくなりますね。 そして最後に明かされる事から壮大さを一気に感じ取ります。 繋がりは大切だと伝えたかったのかなとも考えます。
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レビューありがとうございます! 今回は少し説明不足な話だったかもしれません。 もちろん意図してぼかした部分もありますが。 今回は宇宙でのかくれんぼがテーマでしたが、その宇宙とは、文字通り宇宙空間としての外宇宙と、西東さんが指摘するような心の内面としての内宇宙の二通りの意味があります。 我々人間は、宇宙におけるかくれんぼというゲームの中で、無意識に自分が鬼であること、つまりみんなにおいてけぼりにされてしまったという不安を募らせてしまうかもしれません。 しかしその実、自ら救いの手から隠れてしまっているのが、現代の人間の子の多くが抱えている問題の根源なのではと思うのです。 だれかに認めら
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