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まな
りかりー
2019/10/2 22:20
まなさん、応援ありがとうございます。こちらは試験も終わり、たぶん大丈夫?だと……思う(笑) お礼に物語をプレゼント(*´∀`) 『鬼呼びの花嫁』新たな鬼呼び 「まなや、こっちを向いてごらん」 鼻をすすり上げ振り向くと、おばあちゃんは青い色の石のついたペンダントを懐から取り出した。 「これはね、怖いモノから身を守ってくれる御守りだよ」 「……おまもり?」 「そう、御守り。だからね、もう大丈夫」 おばあちゃんは微笑んで、わたしの首にペンダントを掛けてくれた。 キラキラと光る石に涙が止まる。 「ありがとう、おばあちゃん!」 子供だったわたしはおばあちゃんの眼差しに気づかない。 この青い石を身につけていたなら出会わなかったかもしれない。 ───鬼に わたしを見下ろす真っ赤な二つの眼。 口からはだらだらと涎が滴っている。 そして、その手の先には尖った爪が…… 「ウマソウ。クイタイ」 先生はいつも親切で優しかった。 「いったい、どうし、……っ!?」 いきなり口を開けてわたしの肩に噛みついた。鋭い痛みが全身を走り抜ける。 「痛っ!」 突き飛ばして肩を押さえて後退る。 迫ってくる先生の姿を見て、背筋が凍る。 その口は真っ赤に染まってた。 「こ、来ないで!……だれかっ!」 震えて声にならない。 「ゴチソウ。モットクイタイ」 大きく口を開ける。 恐怖に目をぎゅっと瞑った、その時。 「オレを呼んだのはおまえか」 恐る恐る目を開けて見上げると、冷たい表情でわたしを見下ろす男がいた。 つづく
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まな
2019/10/2 23:13
りかりーさん、忙しいなかありがとうございます✩試験、お疲れ様でした(*´ω`*)
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りかりー
2019/10/2 23:17
いつも読んでくれてありがとう! 千文字しか送れないので、原本はどこかの作品にたまに公開してるから読んでやってね(笑)
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りかりー