豆柴ラムネ

無音に呑まれる私小説
デジャヴと言うのでしょうか。 或いは似たような体験を『少女』はみなするものなのでしょうか。大人の何気ない慣用句なのか、裏に何かがあったのか、はたまた生きて来た時代にありがちな光景だったのか。 このお話を読み進めるうちに、幼少期の、少女だった自分が背後からじっと手元を覗き込んでいる感覚に陥り、やがて文章に脳が何の補完も出来ないまま無音になるのです。 エンターテインメントなホラーではない、記憶の奥にあるそこはかとない『怖さのようなもの』を無音で揺さぶられる事に、ひたひたとした怖さを禁じ得ない、そんなお話でした。 そして実はいつ恐ろしい挿絵が現れるかと……他作品でもそうなのですが、その妄想とスリルを孕んでいるのがこの作者さまの最も怖ろしい所だと付け加えておきます。 そうです。私はビビリなのです。
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 拙作をお読み下さり、また、勿体なくも素敵なご感想ありがとうございます!!(*≧∀≦*)ノ)) このような読みにくい(笑)話に、ご感想が戴けるとは思わず、本当に驚き感激しています! ありがとうございました。゚(゚ノД`゚)゚。
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