有栖川 露陰

こんばんは。今宵は寅さんの少年時代を描いたドラマを見ながら『青年日本の歌』をついつい口ずさんでました。 二・二六事件前夜が絡むとはいやはや何とも。 歴史上の大事件も、我々のご先祖の生活のすぐ傍で起きてたんだよなあ、と思うと感慨深いですね。 拙作『紅し夜のグランギニョル』は昭和初期のブルジョワ社会を舞台にした吸血貴婦人浪漫ですので、虚実の境が非常に曖昧になるように描くよう努めてます。 ありえないことを、さもありえそうに、実在の人物や事件やアイテムを絡めつつ・・・ 話は変わって、最近の趣味は『黎明のカイゼリン』制作のためのナポレオン戦争関連の読書です(オスプレイシリーズの洋書も頑張って読みます!チャンドラーの大著はまだ読めませんが、不可能はフランス的な言葉じゃないので頑張る所存です) どうやら、イギリス士官に転生してナポレオンと対峙する小説があるとか。 折角転生するならブランスウィッカーでしょうに!※個人の感想です。 とても気になりますが、引っ張られて書けなくなるおそれがあるので手が出ません。 しかし、我らがナポレオンはたとえ転生者にも決して屈しない! と信じています。 ナポレオンは偉大で、強大であります。 1814年、窮地に陥ったフランス本国で未熟な兵士たちを叱咤激励しながら敵軍と戦い抜いたあのナポレオン、劣勢に於いてなお敵勢の心胆を寒からしめたあのワーテルローのナポレオンです。現代人の挑戦にも絶対神がかった力量を以て応えてくれる筈です! ヴィーヴ・ランペルール!
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