あーる

『常識』ではくくれない関係……だからこその葛藤と成長の物語。
ネタバレを含みますので、本文はコメントへ添付します。(長文のため2コメントに分かれています)
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『となりのおとなりさん』で未知なる自分を知り、求め求められる大切さを知った、ことなかれ主義の主人公斗羽君が陥った心の闇。 世間からすれば、理解などしてもらうのが難しい関係……世間の常識と自分たちの特別な関係の狭間で悩み、苦しみながら、気づいたこと。大切なもの。 そんな斗羽君の成長に、胸が熱くなり、晴れ晴れとした青い空が見えるようなエンディングでした。 誰もが持っている心の弱い部分。それが、ほんの小さなキッカケでじわじわと大きく育ってしまう。そしてそれが関わる人に伝染してゆく……そんな負の連鎖の渦に巻き込まれていく斗羽君が、痛々しくて切なくて…… 争いごとを避け平凡に過ごしてきた斗羽君が、今ま
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矢田さんの愛情に、一から想いを重ね、矢田さんをまた好きになった斗羽君。でも、斗羽君が矢田さんへの想いを膨らませれば膨らませるほど、矢田さんの心の中に欠如感が募る。 そしてそれはまた負の連鎖となり斗羽君に伝染する……放棄してしまった記憶は辛く苦しいものかもしれないけれど、そこには大切なものもたくさん詰まっていたんですよね! なかったことにはできない、不要な経験などない。そんなことを強く感じさせられました。 記憶を取り戻してからの、ふたりからの愛情が溢れんばかりのセリフ、熱い情交。息のあった完璧なふたりの責め。攻め。激しくも愛おしさ満ち満ちているシーンに本当に良かった!!!と思いました。 随所で
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