※この感想はネタバレを含みます※
始まりの1ページ目を読んだときは、何がおかしいのかわからず、2ページ目を読んだときには、適切な言葉があるはずなのに出てこないの、あるあるー! と共感し、3ページ目を、このお話はどんな展開になるのだろうと、わくわくしながら読み進め、4ページ目を読んで、このお話の世界は何かおかしいよー! と、異変に気づき、ぞっとしました。 あの言葉のない世界。ただそれだけなのに、物語全体に得体の知れない、奇妙で不安な空気が漂い、サスペンス映画のようで、なんだか怖くてドキドキします。 “男” の登場シーンは、恐怖を感じました。普通のホラー小説よりも怖かった。先が読めず、正体や目的のわからないものって、不安になるし怖いんです。 でも、“男” がどういうものなのかがわかり、安心しました。 良かったー。 言葉にしなくても、言わなくてもわかる、伝わるとしても、やはりしっかりと言葉にして伝えるのって大切なんだなと、改めて思いました。 本当に、言葉には不思議な力があると思います。 同じように感謝をしていたとしても、「どうも」と言われるのと「どうもありがとう」と言われるのでは、言われた側の気持ちに差が出ます。「ありがとう」と言われた方がすごく嬉しい。 途中までサスペンスホラーを読んでいるような気分になり、不気味で怖かったのですが、不快な怖さではなく、引き込まれる怖さで、面白かったです。 終わり方も良かったです。 不安や恐怖は残りませんでしたし、納得ができて、考えさせられるラストでした。 ありがとうございます。
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ちょっと不気味になりすぎちゃいました(笑) よかった、あれ以上やらなくて(←) 親しければ親しいほど、なんとなく照れ臭くなっちゃいますかねー。逆に考えると「言わなくてもわかってもらえる」「嫌われることはない」という甘えもあるんだと思います。が、やはり、たまにでもいいから言ってほしいっていうのはありますよね。 しまさんにはいつも支えていただいてて、本当に感謝しております。 ありがとうございます。 (*^ω^)
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えΣ(*゚Д゚*)……あれ以上やらなくてよかった? あれ以上やったやつも読んでみたいです(笑) あー。「言わなくてもわかってもらえる」「嫌われることはない」という甘えってありますね。でもそういう考えって本当に危険。大丈夫だと思っていても、言葉が足りないために誰かが思い悩んだり、紡ぎ出された言葉が鋭い凶器になって、取り返しがつかない傷を作ってしまったり…。 ほんの少しの温かい言葉で、すごく救われたり、元気になれたりもするのにね。 うーん。また色々考えさせられました。 布さんの作品を読んでいると、何か自分が成長したような気になります。 ありがとうございます。 (*´ー`*人*´ー`*)
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