人生も言葉も体に綴じこめて…
かさかさの皺がいっぱいの小さな手…。 その手はきっと、一生懸命に働いて生きてきた証。 静かで何も語らないおばあさんの人生を一番雄弁に物語る。 ふた月に一度、訪れる娘さん。 親不孝のように思えるけれど、お互いに言えなかった言葉を抱えていたのかもしれません。 そしておばあさんの寂しく見える人生にも、語られない優しさも光も、楽しみもあったと信じたいのです。 そして何よりも守りたいものを守ったのだと思いたい。 冬のカマキリのように… ほんの少しの贅沢をするその理由は語られず、その体に綴じこめられて紐解かれることはないけれど、やさしいパン屋さんの声にならない言葉は、きっとそのかさかさな手に手渡され、ぬくもりになっていたと、願わずにはいられません。 しみじみとしみいる物語でした。
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さっそくのreviewイタミイリマス🎵 近所の郵便局の局長さんが 「駐車場で待ち構えてる子供、  どんなにふえたか」って 嘆いてるのを聞いて書いてみました。なんか労働者が安く使われてることも一因だよね・・・
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年金待ちですか…。 出たとたんにかっさらっていく訳ですね…。 現役世代が自分で稼げるようになってないってことかなあ…。
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