後書きまでが物語!
ニューヨーク、ブルックリン。 鍵穴三つの分厚いドア、鉄格子のはまった窓、 大きな鉤鼻の小男…。 冒頭のたった一ページで、読者は路地裏のちょっと怪しげなお店にいざなわれてしまいます。 確かで幅広い知識が物語の隅々にまで行き届き、セピア色の世界が本当にそこに存在しているかのようなのです。 さて舞台がフランスのシャルル・ド・ゴール空港へ移ると、一気にミステリー調の物語に惹きこまれてしまいます。 音楽を愛する作者様ならではの仕掛けは、賢明な読者のあなた様でもきっと見破れないでしょう! そしてこの物語の魅力はエッセイ風の「長い後書き」を読むと、さらに倍増します。 物語の誕生秘話には、驚くばかり。物語を生み出す作者様の頭の中が一番のミステリーかもしれません! そして登場人物の名前にも伏線が張られていたこと、作中に出てくるビートルズの名曲の裏話、本文の最後の最後まで仕掛けが施されていたことなどもとても楽しく語られているのです。 物語の中にちりばめられた、エッセンスのひとつひとつを旅するように楽しんでいただきたい、おすすめの一作です。
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おかげさまで、ひとつ短編書けました。空港アコーディオン、確かに滅多に経験しない出来事ですが、秋月さんに言われなければただの思い出に過ぎませんでした。 何か面白いネタがないかと、キョロキョロしていたら、記憶の中にまだまだたくさん置き去りにされていた・・・ある意味「青い鳥」ですね。 スターはまだ少なめですが、私の作品としては反響も上々です。 秋月さんも思いついたら、空港アコーディオンのモチーフで、可愛い物語書いてください。いや、ゾッとする系でも。 これからも、よろしくお願いします。
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記憶の中の青い鳥…(*^^*) たやすさんの言葉はいつも素敵です。 空港のアコーディオン、そうですね! 返歌ならぬ返物語、ですね(*^^*) 書けるかなあ…? 考えてみますね(*^-^*) 可愛い話にするか、ゾッとする系にするか。 うーん。どうしようかな? お時間くださいね。 忘れたころに…。 こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします(*^-^*)
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