クリスマスにぴったりの物語
前作のハードボイルドミステリーから一転して、今作はヒューマンドラマ、引き出しの多さに脱帽です。 ジャンルに合わせて変える文体は、情感豊かでキレがあり、物語世界へ引き込まれていきます。 単純な感動物にとどまらない世界観、登場人物の自然な感情、明るさや優しさ、希望が美しい文体で書かれた、これぞたやすワールド! 全く違う物語ですが、私はなぜか『賢者の贈物』を思い出しました。 主人公のパートナーの名前は希望の光にぴったり(主人公の名前はあの曲から?)、音楽の素晴らしさも堪能出来る、見所満載の作品です。 ありがとうございました!
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ルーシーという名前は、聖女ルカ、目や光にまつわるイメージです。単位のルクスとかの語源。姓のマクブライドは、スコティッシュ、アイリッシュとわかるのと、ブライトも光に関わる言葉。ルーシーインザスカイはあまり意識しませんでしたが、ジュリアンレノンの絵がインスピレーション、もと歌はキラキラ星の、like a diamond in the skyでしょうね。ステラは飼っていた犬の名前、マズルに星があるのて、by starlightから。やはり光にまつわる。音楽家の名前を羅列しているところにビルエバンスも追加しないと。 光がテーマですが、あえて光は無し、懐中電灯くらいです。でも、名前にこっそり隠していたの
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追伸 「賢者の贈り物」は一番好きな短編のひとつです。あ〜もぅ〜!って感じですよね。名作を連想してくださるなんて、嬉しすぎます。
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