Takehiko

究極の愛とはなんだろう
この手紙を読んで、心の動かされない者がいるだろうか。 クリスマスは誰のためにあるのだろう。 誰、というのに語弊があるのなら 何のためにあるのだろう。 それはひとつの宗教上の救い主の生誕の日ではあるけれど、 目に見ることはできなくても、触れることはできなくても 確かに感じ取れる「愛」というものを与え合う日なのではないだろうか。 願わくはこの母親がこの手紙を手に取り その想いに何かを感じてくれたらいいのにと心から思う。 作者さまの暖かい心が詰まったお話です。 暖かいのに、拝読していて胸が痛くなるほど切なくなりました。 胸に刻まれる秀逸なクリスマスストーリーでした。 良い時間をありがとうございました。
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お返事遅れて申し訳ありません。 Takehikoさんには優しい物語が届いた様ですね。 このお話は読み手によって温かい物語だったり闇深い物語だったりする二面性のある作品です。 クリスマスは世界中の人がいつもよりほんの少しだけ他人に優しく出来る魔法の日、さちこちゃんにも奇跡が起こって欲しいですね。
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コメントありがとうございました。 僕のコメントが紛らわしかったのですが、 これほどに母親に理不尽に傷つけられている子供であるにもかかわらず その子供が僕とは違い真っ直ぐに生きて、 更にその親に対して暖かい心を喪っていないという事に、 心が苦しいくらいに震えたのです。 この、人の心奥深くに響く作品が紡げる作者さまが、 本当の愛というものを本能的にご存じなのかもしれません。 クリスマスは、救い主の歓びの日なのですから 本当にこの特別な日に、彼女と彼女の母親にも 優しい奇跡が起こることを望んでやみません。
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