有栖川 露陰

本年も温かいお言葉や、いっぱいの星に感謝の尽きない1年でありました。 思ったよりも快調とはいかなかった創作でありますが、漸く『黎明のカイゼリン』は本番突入に漕ぎ着けます。 師団・軍団クラスの大軍がぶつかりあうシーンがやっと書けます。 重要キャラも出揃いますし、お嬢も将軍の自覚に迫られ一皮むけたりむけなかったり。 そのため、年末年始はめいっぱい書き進めなくちゃならないのですが、めでたい時に血みどろのシーンばかりで我ながら複雑な気分です。 平和って尊いですね。 『紅し夜のグランギニョル』は来年も通常営業ですが、仏典や中国美術の学びをどんどん深めて投入していけたらいいな、と思います。 綾乃嬢のファッションショーをどうするかも密かな楽しみです。 どんな装いで登場するか、どこに足を運ぶのかを楽しんでいただけるよう頑張りたいです。 綾乃嬢の東下りということで東北旅行には行って貰いましたが、何れは『細雪』で名高い戦前のモダニズム華やかなりし阪神間、東洋のランカシャー大阪あたりにも足を運んでもらいたいです。 創作意欲ばかりは尽きませんので、何卒また来年もよろしくお願いいたします。 来年が皆様にとっても、よりよい作品作りができる年でありますように。 良いお年を!
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