豆柴ラムネ

リアリティが齎す『ふたりの必然』に痺れたまま戻って来られません。
やってしまいました。時間を掛けてゆっくり拝読させて頂くのだ!と、宝物のようにしまっておいたのに、欲に勝てずに開いてしまって一気読み。 この作者様は果たして女性なのか男性なのか? そう疑問を持つほど、丁寧に主人公ふたりの心情が描かれ、一般的『BL』とは一線を画したリアリティが迫って来ます。 このジャンルでは時に相方が女性でもいいのではないかと思える物語もありますが、このお話には(拝読させて頂いた作品ほぼそうですが)男性同士であればこその必然性があります。 渇いた空気感の中に点在する潤いが堪りません。 多幸感、そして爽やかな読後感をぎゅーっと抱きしめて、イエ、下唇を噛みしめて反芻おります。 素敵なお話をありがとうございました。
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たくさんの作品を読んでもらえてとても嬉しいです……! BLは男と男の物語、むしろ男の文学であれ!と(この作品を書いた頃は特に)それくらいの意気込みで書いてました。 とはいえ、まだまだ技術も自信も無く……😂くすぶってばかりなのですが、こうしてありがたい感想を頂き報われるような思いです。 読者様の存在、言葉のありがたさと大切さに、改めて気付かされております。こちらこそコメント本当にありがとうございました!
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