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楡磋
りかりー
2020/1/17 8:12
楡磋さん、毎日欠かさずの応援本当にありがとうございます。 青森は今年雪が少なくて、痛めた腰に負担がかからないのがありがたいです。 楡磋さんのところは変わりありませんか? 物語をプレゼント!(*´ω`*) 『龍神の恋』龍珠の恋編 天界を駆ける青龍は、龍珠を狙う黒龍との戦いの最中に、命よりも大切な龍珠を地に落としてしまった。 黒龍を倒し、傷つきながらも龍珠を探しに人の姿で地に降りた青龍は力尽きて気を失った。 そして、気がつくと狭い部屋に寝かされ負ったケガは手当てされていた。 「……ここは?」 「わたしの部屋よ。ケガが治るまでいていいからね。困ってる時にはお互い様だから」 行き倒れていたどこの誰ともわからない青龍に娘はとても親切にしてくれた。 人間は欲深く身勝手な生き物だと思っていたが娘はそうではなかった。心が澄んでいて笑顔が似合う。 「俺にはどうしても探さなければならないものがある。見つかるまでここにいてよいか?」 娘は二つ返事だった。 ケガが良くなって空を見上げる。 龍珠がこの街にあるのはわかってる。わかるがなぜか位置までは特定できなかった。 命よりも大切な龍珠。その龍珠から、将来、番になる龍が生まれてくるのだ。 青龍は龍の姿に戻ると空から龍珠を探した。だが見つからない。海に潜り、山をいくつも駆けるが見つからなかった。 黒龍に奪われたのか?いや、黒龍は戦いに負けて消えたはず。どんなに探しても見つからない。 見つからず人の姿になって娘の元に戻ると、黙って温かい飲み物をくれた。なぜ見つからないのかと焦る青龍に大丈夫だよと言ってくれた。 心の優しい娘だな。青龍は胸の奥が温かくなった。 娘といると心が休まる。笑顔を見る度にもっと見たいと思った。 そんなある日、娘とふたり宵宮へと出掛けた。 出店が並ぶ小路を娘は浴衣姿で楽しそうに駆けてく。 と、振り返った娘の体が突然宙に浮いた。 なっ!? 倒れ消えたはずの黒龍が目の前に現れて、黒く大きな鉤爪を楡磋の体に引っ掛けた。 「見つけたぞ!龍珠!!」 後編へ続く
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楡磋
2020/1/17 8:20
おはようございます。こちらは、変わりないです。小話ありがとうございます。体調には気を付けて下さいね。
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りかりー