潜水艦7号

全く違う、同じ物語に!
物語を一人称で描く場合、最も難しいのが主人公以外の人間の心の動きや動静を表すことだと思います。そして、その点をカバーするのが本作と言えるでしょう。これは以前に作られた「遥か遠くの星へ」の『もう一人の主役視点』で描かれたアナザーストーリー(茜サイド)です。 無論、この2つの物語は飽くまで『裏表』であり、そのストーリー進行や結末に全くの違いはありません。ですから、以前に(翔サイド)を読んでいる身としては既視感があるはずなのです。いや、それが当然でしょう。 が、しかし。 実に不思議なことに、読みすすめる内に「これは一体どうなるんだろう」と思わずには居られないんです。それだけ、この物語が『新しい』のでしょう。 もしも前作をお読みで、今作を「同じものだろう」とお思いの方がおられましたら、是非ともお読み頂きたいと思います。同じはずなのに、全く違うストーリーが展開されているのですから。 お忙しい中ではあるでしょうが、また次回作を期待せずにはいられません。 素晴らしい作品でした!(><;)
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またもや素晴らしいレビューを書いて頂きましてありがとうございます。それもこんなに早く! お忙しいのに本当に恐れ入ります。 感謝感激です。嬉しいです! 励みにして頑張ります!
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