kao._.

自分を証明するものとは。
勇者に必要なものは何か? ファンタジックな問いかけを、 銀太が問われたのは、なぜか、現実的な市役所だった。 現実から、僅かにずれた世界。 一見すると、いつもと変わらない舞台に、 生じる、僅かなずれが、奇妙で。 不思議な世界に誘われる様に感じます。 失ってしまったマイナンバー、 自分を表す記号。 情報で管理される今の時代、 想像すると、反って、 ふとした瞬間に、自分を見失ってしまうのでは。 自分を証明するものとは。 不思議な問いかけから、 手渡されるものは。 予想外な展開に、 主人公と同じ様に、目が点になりながら、 初めは不安と共に、進んで行きます。 サポーターのハルの存在、 銀太はどうなって行くのか。 世界の明日は変わってしまっているかも。 それでも 異世界での暮らしは、不思議と現実味があって、 親しみを感じます。 銀太の言う、中途半端も、 そう悪くない。 彼の様子を拝読していると、 肩の力が、程良く抜けて、 それも悪くないと思えて来ます。 ハルのテンポと、二人は 良いコンビに思えて。 少しこんな風に、現実と違う場所で、 自分を探しても良いのでは。 そう思わせてくれます。 思い出す現実の出来事。 自分から動いてゆくこと。 決めるのは自分。 夢に残る、現実の世界での、旬との出来事。 苦しくとも、忘れたくないこと。 向き合う姿が、大切なことを 教えてくれる気がしました。
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こんなに素敵な感想をいただけるなんてうれしすぎます(ノ_<) 作品に込められたらいいなと思っていたものをこれほど美しく表現してくださったkaoさんの表現力に脱帽…! そして温かいページコメントもとっても嬉しいです!ほんとうにありがとうございます。 こんなに素敵な文章に少しでも見合う作品にできるように頑張って書いていきます\(^-^)/
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いのうえさん* おはようございます*ヾ(*´▽`*)ノ こちらこそ*素敵なお作品をありがとうございます* 想像出来ないような設定と、展開に 面白く拝読いたしました* また、ユニークなアイテムも登場し、 それでいて、日常のペースで流れる物語。 独特で、面白いです。 そして、自分や過去、後悔と向き合うこと。 考えさせられました。 自分も、忘れるのではなく、 そのままで、持ったままで居たいと思います。
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