ラグト

ふと、感じたことですがあるんです。 実話怪談というホラージャンルがありますよね。 実話系怪談のことではないです。 本当に経験した実話怪談と本当っぽく書かれている実話系怪談はどうも全く違うものという認識である場合が多いようです。 では実話怪談を読まれる方はその怪談を本当に実話と確信して読んでいるのかな、と…… 何かと言うと怪談好きの知人とお話をしているときに浮かんできた話題なのですが、彼女にとって怪談に出てくる怪異の類は人間とは全く別のものという認識なんですね。 言ってみればまさしく化け物、モンスターという捉え方です。 私の場合は幽霊も妖怪と呼ばれる存在も元は人間の念や想いなどから産まれている場合が多いのでいわば人間に近い存在としてとらえるべきものなんじゃないかと考えています。 その彼女との議論は結局平行線で終わるのですが、怪異を何かモンスターのようなものと捉えている場合、それはやはり怪異を根底では実話とはとらえていないんじゃないのかなあと感じてしまったんです。 でも、そのこと、怪異を人間という存在と自然に結びつけられる怪談というものが私の目指すべき怪異談のモットーの一つなのかなと再認識した次第です。 はい、いつものとりとめのないつぶやきでした。 たまにこう、感じたことをメモ替わりにこのつぶやきを使っています。
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興味深いお話ですね。怪談書きとしては、色々考えさせられます。 例えば、"遠くで入院中のおばあちゃんが死の直前に枕元に現れた"みたいな話は、お友達からすれば、そのおばあちゃんはモンスター扱いになるのでしょうか。それとも、そういう話は不思議な話だが、怪談ではないという扱いなんでしょうか。 話が少し飛びますが、敬愛する怪談作家さんの一人が、よく不動産絡みの話を書いておられます。いつも勉強させて貰ってますが、例えば、住んだ人が次々に変死するような土地の話は、いかにも怪異現象ですが、それをニコニコしながら平気で売ったり貸したりする人間の話に及ぶと今度は悪意ある人間の人怖になりますよ
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わあ、ちょっと忘れないようにメモっとこうぐらいに書いたつもりだったのですが、コメントありがとうがとうございます。 ふむふむ、死の直前に枕元に現れたおばあさんですか…… 実は本当に奇遇ですが、私も祖母が病院で亡くなった明け方5時ちょうどそのとき『何か』に布団をはぎ取られて起こされたことがあるんです。 そして病院からの訃報……あれはいったいなんだったのか、まあ彼女に言わせればそれは『怪談』ではないと言われてしまうかもしれませんが、難しいことに私でも解釈が分かれるところです。 祖母の霊、祖母の思念、別の何かの虫の知らせ、気のせい、夢などなど、まさしく膏薬と理屈は何処へでも付くというやつで、これが逆
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