美しい
拝読しました。 亡くなった祖母の火葬のため、火葬場に来た幼い弟とその子守りをする中学生の兄のお話です。 まだ小学1年生の弟は火葬の意味も、祖母が亡くなったことも分からず周囲を沸かせたり驚かせたり。そんな弟を見て兄は大分苦労をしている様子。 でも最後は弟の無邪気な言動に、兄の中で我慢していたものも溶け出す…そんな情景が目に浮かびました。 経験したことのある方なら、火葬や火葬場のあの独特な空気が分かると思います。それを見事に再現し、また参列した方々の思いを大人的に描写するのではなく子供目線で描いた作品です。総じて美しいなと思いました。 この作品を読んで中学2年のときに亡くなった父方の祖母、大学4年のときに亡くなった母方の祖母を思い出し、目頭が熱くなりました。 汐月 詩様、素敵な作品をありがとうございました。
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竹本さん、お礼が遅くなりすみません。 レビューありがとうございます! 気に入っている作品を褒めていただけると、やっぱり嬉しいものですね(*^^*) 本当にありがとうございました!
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