佐崎らいむ

極寒の厳しい世界の中に見えた、美しい宝石
たった8千字とは思えない濃厚なファンタジーでした。 雪山での遭難の果てに出会った少女の描写、その少女が作り、大切にする丸い「あれ」がとても美しくて印象的でした。そこからの展開も含めて次々迫力のある映像が展開され、緩急の付け方もうまくて、ページをめくる毎にドキドキしました。 自然界の中で命を繋ぐことの難しさや、人の力を越えたものへの畏怖や敬意を、自然に受け入れて暮らす人たちの存在も、とても重要な位置にあったと思います。 ああ、少女は実は……。切ないけれど、最後は包み込まれるような優しさと、そしてこの世界の不思議な感覚がふわっと薫って、とても好きな作品のひとつになりました。
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らいむさん☆ いちばん始めに書こうと思ったものとはだいぶ形は変わりましたが、バケモノテーマの公募に応募してみました。 若干あらすじ化してますが、どうにか整えられたと思うので……これで供養になったかな?(笑) 生き返りそうで生き返らないという無情さってどうなんだろうと思ってましたが、安心しました。 深く読み取っていただいてありがとうございます!
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