書けないよりは遥かに幸せな悩みですが、『紅し夜のグランギニョル』更新中の箇所の文量・内容が予定外の方向に転がっていき、少々困惑してます。 本章ラストに向けての転換点ゆえ、何とか脱線しないよう努めなくてはなりませぬ。 昔から庭園や建築物、宴席料理の描写に、ついつい夢中になってしまうのです。 ところで、拙作『紅し夜のグランギニョル』では、自分でも想定していなかった事が伏線として機能してきたり、たまたま選んだ設定が知らず知らず史実をなぞっていたり、後から大きな意味を持ったり、という奇跡を体験します。 趣味の創作ながら、書かせて頂いている、御加護を頂いている、と感じます。 無事、書き上げられるよう。 そして、素敵な幻想譚に仕上がるよう気を引き締めていきます。
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紅グラも大ボリュームでありますから、いずれ、テーマごとに撰集を編んでみたいなとも考えてます。 『綾乃嬢の閉ざされた園《ホルトゥス・コンクルスス》』とか『暁やみのセミラミス』といった題で綾乃嬢を案内役にして。 しかし、あんまり昔に書いたところは作者自身はずかしくて読めないのが辛いです。

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