女性らしい温かい作品
ツイッターから参りました。 コラボ作品ということで、お題を織り込みながらも、すっきりとした作品に仕上がっていると感じます。 女性らしく色をテーマにしている点もおもしろいですね。 散文的な連作かと思いきや、主人公の過去と現在が無理なく繋がるラストへと収束してゆきます。 色に関連する名前であるとか本への拘り、そこから現在へと至る人生の不思議。それらも無理に押し付けないところも女性的なのでしょう。 気になる点 若者の会話文はコミュニケーションよりもノリや感覚で行われているようでリアルなのかもしれません。しかし、後半の会話文は大人同士の会話ですから、ある程度心が通じ合う会話である筈なのですが、どうも会話が噛み合っていないように読めました。これは作者様の中では成立している会話なのだろうけれど、客観的には成立していないと感じます。 実際に相手に発言されたら、返答に困るだろうなぁと読者は感じるのです。 素敵なお話ありがとうございました。
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