羽田伊織

文体のバランスが絶妙でした。
こちらを先に読んだのですが、人間関係に困ることもなくすらすらと頭に入ってきました。禁忌で甘美な快楽殺人の狂言が魅惑的で、人物描写も含めて目に浮かぶようで作られた世界観に吸い込まれます。 人間の悟りと偽りの脆さ、迷いと意志の強さがゆらゆらと揺れながら左右に触れる様は『人とは何か?』を表しているようで最後まで目を離せませんでした。悪とされる方に魅力があることの大切さがよくわかります。 どこに引っかかりもなく、一気にラストまで読んだ爽快感と次への期待を強く感じさせてくれました。1から読んで楽しもうと思います。
3件・1件
羽田様 読後の感想ありがとうございました。書いている過程では自分の書いたものが面白いのか、つまらないのか正直わかりませんでした。 羽田様の温かいコメントを読み、とても嬉しかったです。今後の励みにさせていただきます。 ありがとうございました!
1件

/1ページ

1件