赤羽道夫

あっというまに読み終えました
以前、本棚に入れてなかなか読まずにいましたが、読み終えました。 非常に読みやすく、かつ、ミステリーとしての謎の解決がスマートでした。 駅や町や学校の描写が、現実にあるかのように細かく(横浜は現実ですが)、映画を見るようでした。 主人公莉緒の紀之定への気持ちが初々しく、謎解きを通じてその距離をどうにかして縮めていこうと画策するところが性格に表れて、いじらしかったですね。 シャーロック・ホームズのように、提示されたヒントだけで真実を見抜く青年にあこがれる主人公、という構図は、他の小説にも見られ、エブリスタでは、望月麻衣さんの「京都寺町三条のホームズ」が有名で、そういうのとどう差別化できるかで、公募に受かるかどうかが決まってくるのかもしれません。 けれども、いくつも公募の予選を突破できる実力者なんですから、きっと書籍化が近いのでは、と思います。
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赤羽道夫さん いつもお世話になっております、佳景です。 感想ありがとうございました! 実は作中に登場する駅や大学は、読み手の方が身近な場所に置き換えて楽しめるように名前を出さなかっただけで、全て実在の場所を舞台にしています。 なまじよく知っている場所ばかりなので、どの程度詳しく書こうか悩んだりもしましたが、褒めて頂方とても嬉しいです。 莉緒が紀之定さんとの距離を謎解きを通じて詰めて行く過程も、一話ごとにどれくらい関係を進めたらいいのかわからず、完全に手探り状態でしたが、思ったより好評のようでほっとしました。 まだ書籍化には手が届きませんが、いつか実現できるように頑張ります。 赤羽さんも執筆頑
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