真っ白な雪は冷たいようでほんのり温かい
 色を感覚で捉える盲目の少年ヒロム。感覚は研ぎ澄まされ、ある時を境にそれは弾けてゆく。  母の愛、母の声がヒロムを導き、彼の世界を広げてゆきます。  たとえ見えなくたってぼくはぼく。  ハンディキャップも個性だと作品は訴えかけます。  盲目の少年に、読む私たちは色とりどりの世界を感じることでしょう。  そして、『雪はほんのり温かい』  この素晴らしい感覚は雪を知る者でしか書けない言葉。  作者にねさんもまた、感覚の作家さんだと思いました。  
1件・1件
武藤 径さま もったいないレビューありがとうございます。 細かいところまで読んでくださったことに感謝いたします。 感覚の作家……その評に恥じぬよう、今後も執筆に励みたいと思います。 ほんとうにありがとうございました(´∀`*)
1件

/1ページ

1件