受賞

ぼくを彩る世界

きみはぼくを可哀想だって言うかもね。でも、ぼくはきっと、きみより豊かな世界を知ってるよ。

にね

7分 (4,071文字)

33 1,456

あらすじ

超・妄想コンテスト「目が覚めたら白」応募作品です。 優しい世界を書きました。 〜〜〜〜 表紙画像は、ぱくたそ様のフリー素材を使わせていただきました。 https://www.pakutaso.co

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

真っ白な雪は冷たいようでほんのり温かい

 色を感覚で捉える盲目の少年ヒロム。感覚は研ぎ澄まされ、ある時を境にそれは弾けてゆく。  母の愛、母の声がヒロムを導き、彼の世界を広げてゆきます。  たとえ見えなくたってぼくはぼく。  ハンディキャッ
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大切なものは心でしか見えない

「ぼく」の見ている輝かしい世界が見えました。 純粋な心を持つ「ぼく」と優しいお母さんが読む人を温めてくれます。 本当に綺麗なものは心で見ることができると改めて感じさせてくれる素敵な作品でした。
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心で感じる色

視覚ではない、4つの感覚。 触覚、嗅覚、味覚、聴覚によって感じる色は私達の見ている色よりも、ずっと豊かなのだろうと思います。 素敵な物語をありがとうございました。
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