綿花音和

エッシャーの城
最新話まで拝読しました。 あのソビエトの日々が後半とても生きてきて、アレクが鍵を捨てるシーンは胸に迫ってきました。 SFは「夏への扉」以来ですが、初心者の私でも文字を読むのが楽しかったです。 文字を追っていくことで、景色が再生されるような印象です。 ボルゾイなどの無機物の描写の確かさはもちろんですが、精神的な世界についても作品の中でバックボーンになっていて世界の深みを感じました。 これから、用意された舞台でどのように人々が動いていくのか興味深々です。 拝読出来てよかったです。
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