RuYI

繊細で美しいヒューマンドラマ
最後まで拝読しました。最初の一文から、とにかく個性を感じました。 海外の小説を翻訳したような文章表現で、一気に引き込まれます。 比喩や言い回しがうまい! 描写の巧みさは、ため息ものです。街並みや、景色の匂いまで感じるようです。その場にいるような臨場感は、まさに小説を読みながら映画を見ている気分でした。 台詞回しがとにかく繊細でオシャレ! P13ラストのセリフがかっこよすぎてジルに惚れました。そしてオゥエシーズがミステリアスで魅力的な女性で大好きです。クラーレットも、愛らしさがとても伝わってきます。 ジルとエシーは離れ離れで終わりだと思っていたので、終盤の展開はとても興奮しました!割とあっさり目で終わってしまったので、もっと見たかったです…!笑 他の読者の方が感じたのと同様に、視点のブレや、時系列の切り替わりについていくのが少し大変でしたが、それを差し引いても完成度が高く、最後まで読ませる力がありました。 読後感は良く、続/番外編が気になります! 素敵な作品でした。ありがとうございました。
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ご丁寧なレビューをありがとうございます。  実は仰るとおりでして海外を舞台にしているので、せっかくだから翻訳風味で書いてみようと始めたのが本作です。  登場人物たちの魅力も語っていただけ、とても嬉しいです。主人公もちゃんと恰好いいと思っていただけたようで安心いたしました。 描写も意識して書き込んでよかったです!!  視点については本作を書くまで三人称で執筆したことがなかったので、やってみようか。と挑戦したものの……三人称に「なり損なった」物です。 当時も色々と唸りながら進めたものの、「これが今の私の精一杯だー!!」と。 いずれは修正を考えてはいるのですが、今はその気力がなく……言い訳となってし
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