潜水艦7号

医療の現実と、『お金』の使い方
今、日本のみならず世界中でコロナによる緊急事態宣言が出ております。 この病気について「インフルエンザと変わらないかそれ以下なんだから、別に慌てる必要がない」という意見を目にする事もありますが。 実態はそんなに甘くはないのです。 日本でもすでに地域医療の現場において発生していますが、世界的にも「医療のリソース不足」という大問題が発生しているのです。病院のベッドや高度な医療機器が一気に不足することで、急を要する患者が後回しになっているという悲しい現実です。 こうした医療崩壊を起こさないためにも『3密』対策など個人で出来る事は最大限を心がけないと、この戦いに終わりはやってこない事でしょう。 作者のそうした熱いメッセージを、どうか感じて欲しいものです。 また、本作においては『お金』という重要なテーマが語られます。 とある有名な石油王はかつて有り余る財産に興味を失い、晩年はお金を持たずに街を出歩く事もあったようです。 何故彼はお金に興味を失ったのか。それは『自分の為に使う限界』があったのでは?と思うのです。 本作の『とある大金持ち』は、そこに『他者への奉仕』という新たな視点を手に入れます。こうした『明るい未来への予感』は、みぐ様作品の素晴らしい大きな特徴だと思います。 お世話になっている人や、大事な家族。或いは公共の福祉について。手元のお金でそうした心の豊かさへお金を使う事の大切さを思い起こさせる作品でした。
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いつもながら素晴らしいレビューをありがとうございます! 書いて頂いた様に、医療崩壊をしない様に、頑張っている医療従事者の安全に治療が出来る様に。 そしてこの混乱が直ぐに治ります様に祈ってます!
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いえいえ! 遅くなってすいません!(><;) 実は謎の『NGワードが含まれるので投稿できません』に弾かれてました(笑 原因が某石油王の名前だと気づいたので、やっと投降です! 人名でもアウトなんですね(^^;)
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