今だけの、硝子の少女たち
妄想コンテスト大賞作品! 青空に流れる雲のように、その時だけの繊細な十代の少女の心が、軽やかに描かれています。 新聞部の副部長、仁科は空しか撮らない。 そして美術部の朔ちゃんは空しか描かない。 人の心はままならない。 空が描く青色のように、今この瞬間の気持ちも感情も、次の瞬間には変わっていく。そして空模様と同じで読み切れない。 だから近づくのが怖い……大切な何かが失われてしまいそうで……。 繊細なガラスのコップのような仁科の心に、ほんの一滴ずつ、そそがれ溜まっていくのです。そっとそっと。本人も気が付かない位、そっと……。 溜まっていくのは朔ちゃんの思いだったり、思いがけない人からの優しさだったり、タイムリミットだったり…。 そして「空色Letter」であふれ出します。 走り出す、勇気になって。 泣かせようとしている文章じゃないのです。 それなのにそこここで涙があふれてきます。 読もうかな? と迷って、もしもレビューを読んでくださった方がいたなら、心からおすすめします。 「ね、読んでみて!」って。
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一花さん。゚(゚´Д`゚)゚。 こんな素敵な感想を!! もう嬉しくて言葉が出てこない。 そして主人公の心の動きや葛藤を見事に読み取っていただけて、感謝でいっぱいです! 本当にありがとう♡
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Nilさん(*^^*) 気に入っていただけて、よかった~ヾ(≧∇≦) 本当に素敵な物語でした(*´ー`*) 大切な事は言葉にして伝えなくちゃ… ということで、最後、「読んでみて!」って台詞にしてみました(〃ω〃)テレッ
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