真っ白な世界の中で
郷愁。素晴らしいタイトルです。様々な感情が渦巻き、なんと言ってよいかわからないからこそ、『郷愁』というタイトルがピッタリだと思いました。 内容に関して、まるで邦画のような叙情的な作品でした。兄弟の段々と距離の空いてしまう切なさ、母親の真実に気付いてしまった切なさ、そして沸きあがる罪の意識・・・ すべての感情を真っ白な世界で忘却の彼方へと追いやろうとする。 それでも感じるのは、家族を象徴する味噌汁の匂い・・・ テーマも情景描写も、魅力が詰まった傑作でした。 今後の作品も楽しみにしてます!
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素敵なレビューありがとうございます! 多くの人が感じるであろう感情を描いてみた作品です。自分に上手く描けているかと不安に思ってましたが、読み取って頂けたようでとても嬉しいです。

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