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大海の覇者
甚平
2020/5/7 21:25
海原へ
イベントから訪問し、30Pまで拝見いたしました。(2020/5/7) 海洋冒険小説風のお話であり、汽帆船の船員として協力者たちと共に 巨大な海獣に迫る姿は浪漫があり、楽しい冒険小説と感じました。 海上の生活も要所が押さえられており、危機としても食糧問題が提示されるなど リアリティがあって良かったと感じました。 基本的には整った書き方をされていて、文は読みやすく良かったと思います。 全体的によくできており、先が気になる楽しいお話と感じました。 以下、個人的な感想ですので、参考になる所以外はお聞き流しください。 ごく個人的な感想として、全体的に地の文が安定せずふらふらとしている 印象を受けました。また、その影響もあってセリフが説明的な箇所が見受け られたり、出来事→セリフまでの間が長くなるなどの影響が出ているように 感じました。 ●地の文について ご自身でも意識されていると思いますが、特に序盤で視点がぶれていると 感じました。第三者と誰かの間で揺れ動き、誰の感想なのかわからないため 混乱する印象を受けました。 例: 1P 『~だろうって? とんでもない』 神の視点。誰の意見かは不明。 2P 『暴風で吹き飛んだのか?』 不明。おそらくリュートの視点。 3P 『こちらに向かって』 おそらくリュートの視点。 4P ~真実は海の中、だ。 ナレーション風だが主体は不明。おそらくラルク 5P 我が家 ラルクの視点。 また、体言止めや『!』などが多用されることで、説明をしているのか演出を しているのかわかりづらく、前述の誰の視点であるかと合わせて、地の文の 位置づけがふらついていて混乱を招きやすく感じました。 (続きます)
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甚平
2020/5/7 21:26
●セリフが説明的 地の文で感情を描くことで、逆にセリフが説明をする、という状態になって いる箇所があるように感じました。ドラマや映画風の演出としては悪くない と思いますが、もし無意識でしたら、気を付けてもよいかと思います。 例: 6Pのセリフ 例として『気遣いなんていらない~』『ラルクには物足りない』が感情であり、 『やりたいようにやってるし~』は説明の箇所のため、本来はセリフでギムリ に対する思いや現状への思いを吐露させる場面が、セリフで説明しているため に、主人公の感情にあまり共感できず、印象の薄い場面になっていると感じました。 また、ほかの場面でもそうですが、説明的なセリフのせいで役を
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夢迷
2020/5/7 22:17
こんばんは。 丁寧なレビューをありがとうございます。改善点を分かりやすく指摘していただき、大変感謝しております。 地の文に主人公の感情を入れ過ぎなのと、会話が説明調なのは薄々感じてはいたのですが、今回指摘していただいてはっきりと認識する事が出来ました。ぜひ次作に活かしたいと思います。 良い企画に参加出来て良かったです。 この度は本当にありがとうございました。
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甚平