モウコン「花言葉」没ネタ 彼は、私に右手を差し出した。 その手には、何も握られていない。 ぽん! 彼の手に、1本の薔薇が現れる。花言葉は「あなたしかいない」 手品師である彼には、薔薇を気付かれないように取り出すなんて造作もないことだろう。 ぽん! 彼の手に、4本の薔薇が現れる。薔薇の花言葉は本数でも変わる。 4本の薔薇の花言葉は「死ぬまで気持ちは変わりません」 ぽん! 彼の手に、10本の薔薇が現れる。この量だと小さな花束くらいある。 10本の薔薇の花言葉は「あなたはすべてが完璧」 彼はいつまでコレを続けるのだろうか。 ぱん! 目の前が真っ赤に染まった。 舞い散る赤い薔薇の花びらが、雪みたいにひらひらと舞う。 彼が、私の目の前に数えきれないくらいのバラの花束を突き付けた。 花束の奥から、黒い筒と、立ち上る硝煙が見えた。 100本の薔薇の花言葉は「100%の愛」 なら、この胸に咲いた真っ赤な花の花言葉は何だろう。 「憎しみ」だろうか「仕事」だろうか。それとも「愛」だったりするのだろうか。 その答えが分からないまま、 ぱん! という音共に私の頭は紅蓮に爆ぜたのだった。 ・超直球にバラの花言葉で短い作品を作ってみようと思って作ってみたけれど、テンポが悪いしイマイチオチが弱い。 ・何書きたかったのこの作者感が漂う ・これをモウコンギリギリの100字とか200字で書ききれば面白いかもしれないけれど、その文字数で面白く書ける気もしないというジレンマ よって、ボツ。
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私は良さげな感じしましたが(* ゚∀゚)ボツすか もったいなき
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仕方がないのです。思いついて書いてみたものの魅力というか引きつける魔力が薄いのです(自分でも何言ってるかよくわからなくなってます) (;´Д`;)
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