【コメント】やがて滅び行くもの達の世界の祝福を……（ネタバレ有り）

エンブリオ

やがて滅び行くもの達の世界の祝福を……（ネタバレ有り）

二瀬幸三郎です。拝読いたしました。足かけ三年、止まることなく続いた連載、お疲れ様でした…… かつての〈魔導大戦〉にて崩壊し、復興後も尚、〈魔物〉により滅びの道を歩む世界…… そんな中で出逢ったカイトとルナ…… 最強の魔法使いと最弱の弟子として始まった二人の関係はやがて相棒となり、そして愛し合い、その果てには［世界の命運をかけて戦う］事になる…… 膨大かつ細密に作られた世界設定と、個性的な登場人物に依って紡がれた、長大なＳＦストーリーです。ファンタジーとして使われることの多い魔法をＳＦとして再構築した設定、それぞれに［最強］と呼ばれる能力を持ちながら、決してそれだけではない人間性を併せ持つ人物設定は、この作品の魅力と云えます。（個人的に）時に若干迷走気味な感も時にありましたが、根本はぶれることなく且つ、途切れることなく完結まで紡がれた、まさに叙事詩と云えると思います。ラストは絶望的な終末を予想させる文章ではありましたが、カイトが託し、ルナが掴んだ未来は決して無駄ではないと信じて…… 素晴らしい物語をありがとうございます♪

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スズぴー 2020/5/24 23:47

レビューコメントありがとうございます。執筆を始めるまで構想に一年を費やし、いざ書き出してみると今度はあまりにも話の規模が大き過ぎて自分には無理なんじゃないかと思う時も多々ありました。しかし今日に至るまで様々な方からの励ましを受け、無事に完結へと至る事が出来ました。ペコメやレビュー、スターといった様々な形で作品を応援してきてくれた二瀬幸三郎さんを始めとして全ての読者の皆様には感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。御指摘の通り、確かに自分でも明らかに迷走していたのが分かる時期がありました。長編作品が必ず陥る事になるマンネリ、辻褄のズレ等が所々に現れてしまっ

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