みぐ

ファンタジーの世界へ惹き込まれてしまいます
ファンタジー描く時の難しさは何でしょうか? ファンタジーは現実ではありませんから、その世界観をどう上手く読者に伝えるのか、そしてその世界に読者をどう引きずり込むのかが最初の掴みとしてのポイントだと思います。その掴みで物語の世界観を充分に読者に伝えることが出来ないファンタジーは一気に輝きを失って、平凡な作品となってしまいます。 この物語はグランパス船長の視点で進んで行きます。この冒頭の彼の語りが物語の世界観を読者の植え付け、主人公『最強の女性銛撃ち漁師』『リサ・オクトーバー』の登場がそこに花を添え、素晴らし掴みを読者に提供してくれます。そして読者は一気に物語に惹き込まれていきます。 リサは共鳴(レザナンス)と呼ばれる能力を有し、レヴィアタンと呼ばれる最強のバケモノ(悪魔)へ戦いを挑みます。レザナンスの能力を持った彼女は常人には扱えない強力な弓を引き絞り、レヴィアタンに挑んで行きます。 この戦闘シーンは息を尽かさぬ圧倒的な迫力で、全ての読者を惹き付けていきます。 また本作は『潜水艦7号』さん作の『RED』https://estar.jp/novels/25547740 と共通の世界観を持っています。この物語は『RED』時代から少し経った時代の同一世界の物語となっています。 お時間が有る方は、この『RED』もお読み頂くと、もっと深く作者の描くこのこのファンタジーの世界観を味わう事が出来ると思います。是非、覗いてみて下さい! またもや素晴らしい作品をありがとうございます。 既に連載を開始している次回作も楽しみにしております! みぐ🐧
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みぐ様 いつもありがとうございます!(><;) ご丁寧なるレビューを頂き、感激でございます。 仰せの通りファンタジーの場合、その世界観を読者に早い段階に認識してもらう必要がありますが、説明文になりやすく中々迷うところでもあります。 そういう苦労をキチンと読み取って頂き、お褒めいただけてとても嬉しいです。 また旧作の宣伝も頂き、恐縮でございます。(^^;) また喜んで頂けるような作品を作って行きたいと思います。 本当にどうもありがとうございました。
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