Takehiko

なんと美しい物語だろう。
最初の数行だけで、読者はこの世界にぐいっと引き入れられる。 言葉の美しさ、情景の巧みさ、 文面からは肌触りから空気に溶け込む薔薇の香りまで 漂ってくるようだ。 この世界観。 作者は穏やかに静かに話を紡いでいるだけなのに 読み終えた後は胸が熱くなるような涙が溢れてくる。 哀しい話ではあるはずなのに、希望に満ちている。 これまでも何度も驚嘆のため息をつかされたが、 今回もまた素晴らしい作品でした。 このような作品を拝読できて、幸せ至極。 ありがとうございました。
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