ともなり

あまり群像していない群像劇。
描写力のある作者さんで、先にとても質の高い短編を拝読していましたのでかなり期待したのですが、いろいろ詰め込み過ぎなのか何を伝えたいのか全く分かりませんでした。 登場人物を多くし、それぞれの物語を綴りつつもそれらは最初の接点しか無く、事実上単独の物語になってしまっていました。 そしてその為かどれも内容が薄くなってしまい、どの物語も尻切れトンボ感が否めません…。というかどのエンディングも取ってつけたような必然性の無さに面食らうばかりで多分読者が腑に落ちるものは一つも無かったのではないかと思ってしまいます。意外なオチを狙ったのかもしれませんが、むしろただのぶん投げに思えました。 某男性がゲイであることを明かすシーンも写真を見せるだけと言う行為に説得力があるかと言われたら首を縦に振りにくいと思いました。 かなり辛辣な感想になってしまいましたが、上手い言葉だ浮かばないのですが『本当は出来るのにやらなかったんじゃないか』と思ってしまったのが正直な感想です。
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正直なご感想ありがとうございます。 ご指摘頂いたことはまさにその通りです。 実はこの作品は他の作品と違い、小説にするつもりがありませんでした。 友人から「合コンに参加したけどあまりしゃべれなかった。」「唯一アドレスを交換した子から小説のような長文がきた」というヒントを元に1P分のみ遊びで書きました。 その後、友人から続きが気になる、と言われたので続きを作り始めました。そのため、設定も適当、終わり方もなんとなくしか決めていませんでした。 その後、エブリスタを知り投稿のため、サブキャラ二人のエピソードを少し追加しました。 そのため、元々薄い内容を引き延ばしさらにもう一度引き延ばしたので、とても
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