リコピン

とても楽しかっです!
学生の頃「24人のビリーミリガン」や少し違うけれど「アルジャーノンに花束を」など読んでいた時期があります。 読み終わると少し物悲しく薄ら怖い気持ちになったのを覚えています。 ですが、今回読んでみて「1人に戻らなくてもいいんだ!全員自分なんだ、そうだそりゃそうだよ!」と目からウロコでした。 もちろん人格が増える事の理由には悲しい出来事があってのことですが、そこに焦点を合わせず8人を8人のまま受け入れる事に焦点を当てたところが読み終えた時に、まるで大家族の様に過ごす2人の明るい未来が想像できてとても楽しい気持ちで終わることができました! 無理に現実を受け入れて苦しい思いをしなくても時々記憶がなくても生きていける とても前向きなお話で元気になりました。 ありがとうございました。
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★リコピン様★ このたびはPARTY8に素敵な感想を頂きましてありがとうございました。作品を深く読み込んで頂いてとても光栄です。解離性同一性障害を扱った作品は(漫画や小説にかかわらず)最後、交代人格を統合して終わるものが多く、それを寂しく思うことがありました。消えてしまう人格に感情移入することが多かったので、統合しない終わり方があってもいいのになと、ずっと思っていました。ですので、自分の作品ではこの終わり方がハッピーエンドでした。そこを評価して頂けて嬉しかったです。ありがとうございます。リコピン様の感想にいつも元気を頂いています。
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