綿花音和

衝撃のラスト!
アレクが、眠りに落ちて誰かの視点を借りて謎解きが進んでいくというアイディアは斬新でした。ただ、文章で表現するのはかなり力量がいることだと感じますが、作者さまは終始この手法を効果的に使っていて尊敬します。 子供たちを救うまでの流れも、丁寧に描かれており、更にレジスタンスの人物のキャラクターが立ってきて、読んでいて胸が熱く感情移入していました。 カルラの立ち位置も最後の部分で完全に主人公が思っているような人物であるのか気になるところです。城に居なかったのはまた新たな伏線なのか楽しみにしています。 最終話、最初から自分が駒でしかなかったと悟ったイポリートの最後は見事でした。 緊張感を保ちながらも流れるようにシーンが展開し、一番の見どころだったと個人的には思いました。 モナドの鏡楽しみにしています。遅くなりましたが連載お疲れさまでした。 拝読出来て幸せな時間でした。
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