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ゴトウユカコ
ゴトウユカコ
2020/7/27 7:49
『無数の光がぼくをつなぐ』公開しました。 これは自分のためだけに書き綴った短編です。 7月18日、私と同じ出身県の三浦春馬くんが亡くなりました。 もう1週間以上経っているのに、どうしても、その衝撃から抜け出せないでいます。 特にファンというわけではなかったのですが、魅力度最下位の茨城というレッテルがあるからこそ、出てくる芸能人を贔屓目で見ることは多く、彼もまたその中の1人でした。 なにせ、笑い顔がね、茨城の人特有のしわっぽさなんですよね。 筋っぽいと言いますか、私の父も笑うとまさにあんな感じになるので、勝手に親近感を覚えています。 彼の遺作となった『Night Diver』の曲を聴き、出演していた作品を観るたびに、どうしようもないほど「なぜ?」と問いかけてしまいます。 ファンの方ならなおさらのことと思います。 いろんなニュースで彼を知る人が、彼の人となりを語っていますが、私は生前の彼を作品を通じて積極的に見てきたわけではないので、作品からのみその痕跡や面影を読み取るしかありません。 でも、ずっと、なぜ、どうして、と私の中でぐるぐるしていて、吐き出さなくてはもたない。 私なりに答えを見つけ、自分を納得させないとと、いつのまにか書きはじめていました。 擬似的に自分を重ねて、なぞりたかった、というのが大きな動機です。 それでも、答えが出るわけではないことは分かっています。 彼を知る共演者の1人が、「真実は彼しか持っていません」と書き綴ったように、私は私の都合のために書こうと思いました。 ちょうど、「星降る夜に」の妄コンもやっていたので、それも踏まえて……と思いましたが、結局字数オーバーしたので、土俵にのぼるので精いっぱいでしたけれど。 なので、恋愛要素はまったくありません。 書いたからといって、答えは見つからず、ですが、それでも少しは自分の中の衝撃をちょっと宥められたかな、と思います。 短編ですし、すでに完結させているので(手直しはするかも)、他の作品とはまた違います。 なにより、どこまでも件の方を冒涜しかねない自己満足でエゴイスティックな世界です。 それでもよければ、どうぞ最後まで見届けていただけたらと思います。 最後になりましたが、 彼のご冥福をお祈りいたします。 そして、不快に思うことがいらしたら、本当にごめんなさい。 ゴトウユカコ 拝
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