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菜那瀬
りかりー
2020/7/31 23:21
いつも応援ほんとうにありがとう! お礼にミニ話をプレゼント(*´∀`) 『本当の恋』中篇 高ちゃんからの告白の後、高ちゃんは告ってきた女の子に「俺、好きな子がいるんだ。だから付き合えない」ってはっきり断ってた。 武道派の拳ちゃんも他の女の子からの差し入れを受け取らなくなって、直人も今まで付き合ってた彼女たちと別れてフリーになった。 そんな中、征太郎だけは態度が変わらず、ボサボサの前髪にメガネのまま、わたしと屋上でお弁当を広げてる。 「昨日さ高弘が来て、『俺が菜那瀬をもらうからな』っていきなり宣言して行ったんだけど」 聞いた瞬間、思わず飲んでたお茶を吹き出した。 ゲホッゲホッとムセ込んで涙目で征太郎を見る。 「拳も直人も『告ったけどいいよな?』って言ってきたんだけど?」 征太郎がこっちを向いてわたしを見た。 「もしかしてみんなに告白でもされた?」 聞いた瞬間、喉に言葉が突っ掛かって出てこなかった。 それだけで征太郎はピンときたようだった。 「いいんじゃない?この際だから3人の中から選んだら?」 どうしても忘れられない人がいるわたしにそう言った。 「その相手が見つからないんだから」 征太郎はまるでこれからも見つからないみたいに言った。 「見つけるもの。だって高ちゃんや拳ちゃん、征太郎、直人の4人の中にいるんだもの。必ず見つけるもの」 そう答えると、 「それは菜那瀬のエゴだ、相手は捜してほしくないかもしれない。それでも見つけ出すつもり?」 征太郎の言葉は辛辣だった。 「なんで捜してほしくないみたいに言うのかわからないけど、何か理由があるの?征太郎はその理由を知ってるの?」 征太郎の眉がぴくっと上がった。 みんなしてわたしに真実を教えない理由を知ってるんだってわかった。 「征太郎、お願い。知ってるなら教えて」 だけど、征太郎は知らないって首を振った。 それから、 「過去のひとよりも現在のみんなをちゃんと見なよ。みんなホントにおまえのこと想ってるんだから」 はぐらかすようにそう言って、征太郎は立ち上がると屋上から降りていった。 現在のみんなを……見る? 征太郎に言われるまでわたしは気づかなかった─── 2枚目につづく
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菜那瀬
2020/8/1 20:57
うひひ(灬ºωº灬)♡ モテモテの菜那瀬ちゃ~ん!(ことワタクシ) りかりーちゃん(馴れ馴れしいぞ!)ありがと(*∩ω∩)テレ♡ 当然永久保存しておきますっ!!!!!! めまいと吐き気がすごくて「コロナかっ!?」と体温計ったら… 34.5度!!o((⊙﹏⊙))o もともと低体温(普段35度台)なんだけど、それにしても低すぎで。 ホント、どうなることかと思いました~≧﹏≦ ストレスと寝不足による自律神経なんちゃらだったみたいで。 こんな時期だし、体調に気をつけてくださいね!!
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りかりー
2020/8/1 21:00
あれ? もしかしてこの話の続きを送ってなかったっけ? 今、送るね!
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りかりー