隙間時間で気楽に読み進めていける短編集!
 気楽に読み進められる書き方が、内容によく合っていたと思います。全体のバランスは読み進めるのに、重要な要素ですから。  あと、わかりやすく、必要なことをシンプルに記した伝わりやすい文章も、作風に合っていましたね。  身軽な筆致とでも言いましょうか。考えすぎで筆が遅い身からすれば、サクサクと書き進めている感じが羨ましいですね。  歴史を利用したジャンルでは時代背景や人物像を問いたくなる場面もありますが、作品の目的が感情の推移を楽しませることに絞ってあるので、これはこれでありかなとも思いました。  キャラクターにしている人物の一つの要素だけを用いて書く、これが身軽さの要因になっているのかも。他の、歴史考証が得意な方の作品は、重厚で深みがある分、読者にも相応の知識や覚悟(みたいなもの)を求めますから。読むのに体力を使いますし。  この作風であれば、いっそ自分で架空の武将を生み出し、歴史上の人物と絡ませるのも面白いのかなと思いました。主人公が創作であれば、そこまでツッコミは入らないかも?  今載せられている作品の中では、『雨の日に犬を拾いました』が好きですね。自分だけが知っている秘密を楽しむ、そんなシチュエーションは好きです。 そして、『青い瞳に魅入られて』。舞台背景を整えて、人物像をしっかりと作り込めば、面白い中編・長編になりそうな気がしました。読者を引き込める要素がいくつもありましたね。  追記:先日は『白い家/黒い夢』をお読みいただきありがとうございました。お礼が間に合わず申し訳ないです。トピックが消えていましたので、こちらにて失礼させていただきます。  イメージが浮かばないというご指摘を受け、大幅に書き加えた作品を作ってみました。これで、妄想コンテストに参加しようかなと考えているところです。良いきっかけをいただき感謝ですよ。  ではでは。
1件・1件
閲覧、レビューまでいただきありがとうございます┏○))ペコッ 少しでもお楽しみいただけたのなら書いたかいがあるというものです! コンテスト頑張ってくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧

/1ページ

1件