如月 康志

人生とは
人生とは、ままならないものですね・・ 順風満帆とはどこの世界にある理想なのでしょうか。 貴族には貴族の苦労が、 貧困に喘ぐ人にも苦労があります。 新生児の発達は、快か不快かで分化していきますが、人間は生まれながらに、その試練とも言うべき問題と向き合うよう仕向けられているのかもしれませんね・・。 ひょっとしたら苦労はどこにでもあって、人間の歴史からは永遠に拭えないのかもしれません。 でもそれは、他の人にはなんでもなくても、自分にとってはかけがえのない、とてもきれいな野の花をみつけるための旅なのかもしれませんね。 物語には、行間があって、見えない空間があります。 きっと、そこに終わりはなく、この先も、さらにその先も続いていくのだと思います。 きっと無駄じゃない。 ダメなことなんてない。 ここで終わりじゃない。 全部乗り越えて、そして『そんなのなんでもなかったよ。』と、本当は悔しくて悲しくて辛くて仕方がないのに、強がりを言って笑っている主人公の未来の姿が見えるようです。 でも、それはとても人間らしくてとても美しいと思います。 誇れる強がりだと思います。 すごくかっこいいことだと思います。 拝読させていただいて、本当にありがとうございました。
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レビューありがとうございます。 本当に長い間ペコメなどたくさんの応援に感謝しております。 >順風満帆とはどこの世界にある理想なのでしょうか。 →どの家族も幸せそうに見えて実は現実、そうでも無かったり辛い過去があったり、とさまざまです。 >苦労はどこにでもあって だんだんと人は成長していくんでしょう。ただその苦労は本当に自分というものを高めてくれているんだろうか?ひょっとしたら社会の仕組みが悪くって、その波を克服して自己満足に浸ってはいないか?迷うときもあります。その苦労を超えた時見えてくる事象をこの作品では描いたつもりです。 >野の花をみつけるための旅 克己ですね。ひたすらに野の花を見つける
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