言葉にはとても表しきれない色んな気持ちが溢れて止まらない、そんな素敵な作品です。
何度読んでも胸に込み上げてくるものが多すぎて、読む手が止まり、気づけば涙が浮かんできます。 本編も本当に美しく綺麗で優しい作品なのですが、こちらは言葉にはとても表しきれない色んな気持ちが溢れて止まらない、そんな素敵な作品です。 そして、何度読んでも感想がうまく言葉にならないんです。 綿谷がドラムの前に座って見ていた未来はどれほど希望に満ちていて。 それが閉ざされた時の絶望はどれほどのものだったんだろう。 それでもお店を守っていくと決めた時、その手から手放したものは。その手に繋ぎ留めたものは。 そうしてやってきた〝今〟、彼が見る〝未来〟は。 紗弥には〝家族〟が当たり前のものではなくて。だからこそ武がどれほど安心できる存在で。 自分の周りの人が次々と不幸に遭う度にどれほど心を傷付けてきたのか。 そして、どれほど必死に〝家族〟の幸せと〝今日〟と変わらない〝明日〟を願ってきたのか。 そんな紗弥ちゃんだから、押し殺してきた願いが今叶うという時に、綿谷の手を取るのにどれほどの勇気が必要だったかーー。 考えてみれば〝人生〟とか〝幸せ〟とか一言で言い表せるはずがなくて、それならこちらの作品を読んだ感想が言葉にならなくても仕方ないか、と思い綴らせていただきました。 2人の過去や思いを知るほどに、2人の晴れの日が嬉しくて。 〝未来〟のどこかには、もしかしたら紗弥ちゃんが恐れていた不幸がやってくるかもしれない。けれど、どうかその手を離さず、2人で半分こして、生きていってほしいと願います。 結婚おめでとう、紗弥ちゃん、賢吾さん。末長くお幸せに。゚・*.。..。+ °(*´ `*)
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碧桜さん、とても素敵なレビューをありがとうございます! あきらめた夢と逃げていく幸せ、這いずってでも生きたいと思う人の強さと弱さ、支え合える人たちの優しさ、そんなものが伝わっていれば嬉しいなと思いました。 自作ながら読み返してみて、結婚って過去と未来の幸せと辛さを半分こにするため、子供がいればさらに分け合える、そんなものかなと改めて思いました。 綿谷を賢吾さんと呼んで下さってありがとうございます( *´艸`)
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