【コメント】ヒロインが出逢ったのは、とてもかわいい神様でした。

トマトの神様

ヒロインが出逢ったのは、とてもかわいい神様でした。

トマトの神様。タイトルが気になって読み始めたら、そのネーミングの理由がすぐにわかって、しょっぱなからほのぼのした気持ちで物語を追いかけました。主人公である舞衣は、真面目で誠実に生きている女性ですが、彼女に辛いことが起こります。その場面で、激しく感情を表すわけではなく、冷静な反応を返してしまう。だからこそ、読んでいてそこが辛かった。女性ならきっと理解できてしまうことだから。しかし、その後の展開で、ふとある人から聞いた話を思い出しました。「幸せに向かって歩き出した時に訪れる悲しみや痛みは、“今のままでは幸せになれない”というサイン」つらい出来事も、その後の未来に必要な過程。舞衣にとってはそうだったんじゃないかなと思います。登場人物がかわいくて、とてもきゅんとした物語。続編もゆっくり見届けていきたいです( *´艸`)♪

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