【コメント】分からない他者の心。だからこそ――

神様なんかじゃない

分からない他者の心。だからこそ――

自分以外の誰か、ましてや心を奪われつつある存在には、幻想を描いてしまいますよね。その幻想が交わった時、それは歯車に変わって互いの恋を動かし始める。そんな、見ず知らずの異性に憧れをもってしまった男女のお話。今回は輝人(きらと)くん視点のお話ですね。前作の『トマトの神様』では、ひたむきな明るさと笑顔が素敵だった輝人くん。そんな、悩み事とは無縁に見えた彼の内側を覗くことが出来ますね。前作の舞衣さんサイドは、どちらかというと後ろ向きな場所からのスタートでした。仕事には充実していながらも疲れが取れず、恋人の修二さんとは時間が合わない中でも前向きになろうとしていたところ……だったのですが。今回の輝人くん視点は、とにかく前向き。舞衣さんの象徴的な好意に対して、彼の方が具体的な気持ちが早い段階で芽生えていたように思えます。それは男女の違いであったり、年齢差でもあったり……男の子っていいですね。前向きな彼だからこそ、自らの夢に関しても前に進む事を止めません。恋は盲目、とはよく聞きますが、輝人くんは恋の力をを音楽パワーにそのまま変換できているように見えます。舞衣さんに捧げる曲、出来るかな♪ 今作は、ストーリー的にも前回よりちょっとだけ先に進んでいますね。続編、続々編が既に公開されているようですので、近いうちにお邪魔したいと思います。この恋、まだしばらく見つめさせていただきますね(^-^) ありがとうございました(*´˘`*)♡

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7-co 2020/8/9 11:30

みやちゃん、素敵なレビューを書いて頂きありがとうございます(≧∀≦) ペコメを読んで、舞衣ちゃんと怜くんが同い年なこと、インストアライブでは髪色が少し落ちていて気付かなかったこと、そんな小さいところにまで気付いて貰えて嬉しかったです。みやちゃんの読解力にはいつも感心させられます。読解力があるからこそ、いい作品が書けると思うので、私ももっと勉強しなければと思いました。動き出そうとしている二人の恋を、これからも見届けて貰えると嬉しいです！ありがとうございました(๑˃̵ᴗ˂̵)