潜水艦7号

循環の5分
本作品は、超妄想コン『あと5分』応募のために書かれた作品です。 この『あと5分』という場合、その『5分』にどういう意味合いをもたせるのか……が、大きなテーマになってくると思います。4分でもなく6分でもない『5分』でなければならない理由は何処にあるのか。 本作品はこの問いかけに対して『人命救助の5分間』という見事な回答をしたものと言えるでしょう。 人間の血液流が止まってしまった時、その命と後遺症リスクを考えた時に耐えられる時間が『たったの5分』。 この作品の中では、その5分間を巡って緊迫のやり取りが繰り広げられるのです。 作者のみぐ様はSFの大家であるだけでなく、医療の分野においても本職かと思うほどに詳しい知識をお持ちです。それは今回もまた、唸るほど見事に駆使され、見事に作品を彩り豊かなものにしています。 そして『循環』というテーマ。 単に心臓を意味するだけでなく、命の循環、そして、医者として命を救う者達のバトンリレーを意味する素晴らしい物語に、きっと感動して頂けるものと思います。 また、次の作品に出会えることを心待ちしております。
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潜水艦7号さん! またもや素晴らしいレビューをありがとうございます! とても嬉しくて励みになっています! 次回作も頑張ろうという、気持ちが湧いてきます! 本当にありがとうございます! みぐ🐧
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