早速のレビューをいただきながら返信が大変遅くなりましたこと深謝申し上げます。せつさんから「僕の能力」というお題をいただいて すぐに思い浮かべたことは 僕がせつさんの幸せのために何かできるだろうか？ 僕にそんな能力があるだろうか？ という自嘲でした。
せつさんの作品は 僕にはまるで手が届かない濃厚な気品 綿密な諧謔 静謐な芸術 であり 僕はひたすら素直に読み込み 惹き込まれ 味わい尽くして満足することしかできないことに気づいたんです。
けれども 心身とも昇華しきった愛の果てに 魂までが ふーっと軽くなり もうこれで十分なのだという心持ちになる・・・
作品を読ませていただき そんな感覚になれる能
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南波 せつ